国内クレジット制度レポート

国内クレジット認証委員会後に、国内クレジット制度の申請状況等をレポートしております。

ここにおける記載は、弊社独自の分析であり、弊社の見解で記載しております。本ホームページにおける記載によって損害を被ったとしても、一切の責任は負いませんので、ご了承ください。

レポートの発行日時:2013年7月16日
レポートのタイミング:国内クレジット認証委員会第32回(2013年7月9日)時点

レポート概要

2013年3月31日までのCO2削減量を対象とする国内クレジット制度は終了した。

申請件数1,638件、事業承認件数1,466件、国内クレジット認証件数1,319件、国内クレジット認証量150万t-CO2の実績を残した。

京都議定書目標達成計画において、国内クレジット制度による中小企業等のCO2削減量は182万t-CO2を目標としていた。目標を達成できなかったものの、8割超の目標を達成したことになる。

一方で、国内クレジットの利用率(償却率)は約30%で、当初の政策目標に沿って、大企業等が国内クレジットを利用したとは言えない。これは、震災等によって地球温暖化対策に対する関心が薄れたことが要因と考えられる。ただし、償却量は46万t-CO2もあり、他の類似する排出権取引制度に比べて、非常に大きな排出権取引の市場が形成された。

国内クレジットは、2020年度まで引き続き有効な排出権として利用できる。最大の国内クレジット保有者である国(低炭素投資促進機構)による約45万t-CO2の市場放出策など、市場活性化に向けた動向が注目される。

申請状況

1. 申請受付したプロジェクト

件数 1,638件
年間CO2削減量 約81万t-CO2
2013年3月末までのCO2削減量 約196万t-CO2

2. 排出削減事業が承認されたプロジェクト

件数 1,466件
年間CO2削減量 約72万t-CO2
1件あたりの平均年間CO2削減量  約500t-CO2
 2013年3月末までのCO2削減量 約175万t-CO2
 

3. CO2削減量の実績が国内クレジットとして認証されたプロジェクト

件数 2,432件(うち1,113件は2回以上認証)
国内クレジット認証量 約150万t-CO2
総削減量に対する認証率 約86%
 

4. 大企業等が認証(発行)された国内クレジットを償却(利用)した量

国内クレジット償却量 約46万t-CO2
認証量に対する償却率 約31%
 

排出削減事業として承認された事業の特徴

1. CO2削減対策

  • 熱源対策が70%、電気の省エネルギー・発電が30%
  • ボイラ導入プロジェクトが40%
  • 空調設備導入プロジェクトが20%

2. 業種

 工場   43%

 うちリネン

 6%
 うち製材所  4%
 業務用施設  15%
 ホテル/温泉  10% 
 福祉施設  5%
 地方自治体施設  9%
 農漁業用施設  8%
 大学/学校  2%
 病院  1%
 運送業  1%
 建設業  0%
 一般住宅  5%

3. 排出削減共同実施者(国内クレジット一次購入者)【認証量ベース】

 

大規模CO2削減目標保有企業等 約25%
排出権仲介系企業 約10%
国内クレジット申請支援関連企業 約35%
約30%
 

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